脂質異常症をご存知でしょうか?

2018年5月24日

「血液をサラサラにしましょう!」とは良く聞く文句ですが、血液がサラサラな状態とはどんな状態のことを言うのでしょうか。

 

皆さんは脂質異常症をご存知でしょうか?

脂質異常症とは、血中の善玉コレステロール(HDL)値が低くなったり、逆に悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪の値が高くなったりしている状態のことを指します。以前は高脂血症という病名でしたが、現在ではこう呼ばれています。

悪者に思われがちなコレステロールですが、実は全身の細胞膜やホルモンの原料となったり、胆汁を作り出す役割をしたり、身体にとってなくてはならないものです。

また、中性脂肪は、私達が身体を動かすために必要なエネルギー源として利用されています。中性脂肪が余ると、脂肪組織に蓄えられ、必要な時にエネルギーに変わります。このときに中性脂肪が増えすぎてしまうと、血管内に付着して血管を硬くする悪玉コレステロールが沢山作られてしまい、善玉コレステロールを減らしてしまうのです。そうなるとやがて血液がドロドロになってしまい、動脈硬化を引き起こす原因になります。

 

コレステロールと中性脂肪を適量に保つには飽和脂肪酸の摂り過ぎを防ぐこと、運動すること、この2点が重要です。

 

野菜や海藻をいつもより意識して多めに摂ったり、普段使っている油をサラダ油からオリーブオイルに変えるだけでも飽和脂肪酸の過剰摂取は予防できます。また、毎日お肉を食べている場合、たまに魚や大豆に変える、なども効果的です。甘いものが止められない!という方は、乳製品ではなくドライフルーツにするなどの工夫をしてみましょう。

 

運動不足を解消するには、こまめに歩いたり、エスカレーターではなく階段を使うなど日頃の意識が大切です。

 

人は66日間続けると習慣になる、と言われています。まずは3日、一週間、そして一ヶ月…とすこしずつ続けることを目標にして習慣化していけたらいいですね。


Posted by 港区 田町の内科・泌尿器科|内科ならたまち徳栄ビルクリニック(東京都港区) at 09:35 / スタッフブログ

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