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糖尿病について

血糖とは

食物から摂取した炭水化物や糖類はブドウ糖に分解され小腸から吸収され血液中に入り、筋肉や脳でエネルギーとして使われます。
エネルギーとして使われずに余ったブドウ糖は肝臓でグリコーゲンとして、また脂肪組織で脂肪として蓄えられ、エネルギーが必要な時にグリコーゲンや脂肪からブドウ糖が作られて利用されます。
血液中のブドウ糖の量は、食事をすれば増え、身体を動かしてエネルギーとして消費されて減りますが、ブドウ糖は身体にとって大切なエネルギーのため血液中の濃度が大きく変化しないようにする仕組みが働いています。
血糖値が低くなってしまうと糖をエネルギー源としている脳がすぐに機能しなくなってしまうため、血糖値をあげるホルモンは数種類あります。しかし血糖値を下げるホルモンはインスリンのみです。
インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、食事をして血糖値が高くなれば膵臓から分泌され、肝臓や脂肪組織に取り込むように働いて、血糖が上がりすぎないようにします。

糖尿病とは

インスリンの作用が弱く慢性的に血糖値が高くなった状態。栄養分が細胞の中に取り込まれなくなり、血液中にブドウ糖の量が増えてきます。

 

□血糖値(空腹時≧126mg/dl、随時≧200mg/dl、OGTT2時間≧200mg/dlのいずれか)

★OGTT(経口ブドウ糖負荷試験)とは75gのブドウ糖を飲んで2時間後の血糖値をみる検査

□HbA1c≧6.5%(NGSP) HbAIc≧6.1%(JDS)

糖尿病の原因

糖尿病には2種類あり、1型糖尿病というのは膵臓がインスリンを作れなくなる病気で、食事後に血糖値が上がってもインスリンによって下げることができないので血糖値が非常に高くなります。急激に発症し小児に多い病気です。
一方2型糖尿病が全糖尿病の95%をしめますが、もともと食事に反応してインスリンが素早く分泌されないか、インスリンの分泌量が少ない方が多いと言われています。
この状況に食べ過ぎや運動不足、肥満が加わると、肝臓や筋肉のインスリンに対する反応が悪くなり、食後に高くなる血糖値を下げることができなくなります。
血糖値が高くなると膵臓が大量にインスリンを作ろうとして、やがて疲弊してインスリンを作る量が減っていき、最終的に常にインスリンが不足した状態になり空腹時の血糖値も高くなります。
ご家族に2型糖尿病の方がいらっしゃると発症する確率が高いと言われていますが、糖尿病が遺伝するのではなく糖尿病になりやすい体質が遺伝するだけなので、生活習慣や食事に気をつけることで防ぐことができます。

糖尿病によって引き起こされる病気

血糖値が高いまま過ごしていると血管がもろくなり血流が悪くなり、特に細い血管が集中している場所に合併症が起こります。
①網膜の血管に障害が起こり視力障害を引き起こす糖尿病網膜症、
②腎臓の働きが低下し、体内に老廃物がたまるようになると尿毒症を起こす糖尿病腎症、
③手足のしびれや痛みなど、末梢神経障害が起こる糖尿病神経障害

があります。
自立神経障害が起こると、発汗障害や便通異常、立ちくらみ、勃起障害(ED)など様々な症状が出てきます。痛みを感じにくくなっているため足の負傷に気付かず壊疽を起こしやすくなり、足の切断をしなくてはならないこともあります。この3つを糖尿病の3大合併症といいます。現在透析治療を受けている患者さんの原因疾患の一位が糖尿病によるものです。障害が大きな血管にも及ぶと脳血管疾患、心疾患など重大な疾患を引き起こすこともあり、また足の太い血管の血流の循環が悪くなり歩行困難、潰瘍、壊疽を起こす閉塞性動脈硬化症を引き起こします。

糖尿病の治療

糖尿病はなかなか自覚症状がないため合併症が起こってから初めて糖尿病の怖さ、血糖コントロールの重要性に気付く場合が多いです。
食事療法・運動療法が基本ですが、薬物療法が必要になる場合もあるのでまずは検査を受けましょう。

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土曜日午後の診療も行なっています。

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