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血圧とは

心臓がポンプとなって全身の血液を各臓器へ送り出していますが、血圧とは血液の圧力によって血管壁が押される力のことで、心臓から押し出される血液量と血管の硬さによって決まります。
血圧を測ると上下2つの値がありますが、上が「収縮期血圧」で心臓が血液を送り出すために収縮したときの大動脈の圧で、下は「拡張期血圧」といい、心臓が拡張して酸素を運んで戻ってきた血液を心臓へためこむときの動脈の値です。
個人差があることはもちろん、体調や時間帯、季節、天候によっても数値が変わります。

高血圧とは

高血圧とは正常より高い血圧値が持続している場合で、収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上の状態をいいます。
現在日本人で高血圧の方は4000万人にも及ぶといわれ代表的な生活習慣病の1つで、食生活や運動不足が大きく影響していると考えられています。年齢や他の疾患の有無によって目標血圧値も変わってくるので医師に相談しましょう。

高血圧の原因

高血圧の原因はいくつかの要因がありますが、一番多いのが食塩の取り過ぎです。
WHOが推奨する食塩摂取量は1日約6gですが、日本人は11gも摂取しているといわれており大きな開きがあります。食塩を摂り過ぎると血液中の塩分濃度が高くなり、その濃度を調節するために体内の水分が血液中に集まります。その結果、血液量が増えて血圧が上昇するのです。
次に日本人男性に多いのが内臓脂肪型の高血圧です。内臓脂肪が増えるとインスリンの働きが悪くなり、するとそれを補おうと膵臓から大量のインスリンが分泌されます。
インスリンには腎臓から塩分の排泄を妨げる作用があるため血液中の塩分濃度が上がり血液量が増えて血圧が上昇します。このように生活習慣によるものも多いのですが、日本人の高血圧の患者さんのうち約半数は親などから高血圧になりやすい体質を受け継いでいるといわれています。
塩分の影響を受けやすい、カルシウムの調節機能が弱いなど体質にも色々ありますが、両親ともに高血圧の人は特に要注意です。希に他の病気による二次的な高血圧の場合もあるので、その場合には原因疾患の治療が必要です。

高血圧によって引き起こされる病気

高血圧によって頭痛、頭重感、ほてり、めまい、耳鳴りを感じることもありますが、明らかな自覚症状はみられないことも多く放置されがちです。
放っておくと動脈硬化が進行し脳血管障害、心筋梗塞、腎障害など重大な病気を引き起こします。

高血圧を防ぐための生活習慣の改善(日本高血圧学会)

①食塩制限(1日6g)
②アルコール摂取量の制限(1日あたりエタノール、男性20~30mL以下、女性10~20mL以下)(エタノール30mLの例:ビール大瓶1本、ワイングラス2杯、日本酒1合)
③運動療法(心疾患がない場合のみ、有酸素運動1日30分以上定期的に行う)
④適正体重の維持(メタボリックシンドロームだと動脈硬化の進行が早まります)
⑤野菜、果物を積極的にとる(カリウムなどをとることでナトリウムの排泄が促されます)
⑥禁煙(喫煙は動脈硬化を促進させ血管を収縮させるので、合併症の危険が高まります)

高血圧の治療

まずは高血圧の原因を調べることが重要です、何か他の病気によって高血圧になっている場合は原因となる病気の治療を行います。
高血圧による他の臓器の障害の有無も調べる必要があります。
高血圧治療の基本は減塩・減量が重要ですが、生活習慣の見直しだけでは血圧値の改善が不十分な場合、薬物治療を行います。血圧を抑えることで臓器障害や合併症を予防することができます。
多くの場合長期間にわたって飲み続ける必要が出てくるため、勝手に減らしたり増やしたり辞めたりすることは禁物で、体調に異常を感じた場合はすぐに医師に相談しましょう。

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