なぜ花粉症になるのか、意外と知らない花粉症の原因

2017年4月30日

多くの人が苦しむ花粉症

現代では、日本人のおよそ25%にものぼる人々が、花粉症に悩まされています。主に花粉が原因となり、アレルギーを引き起こす症状を花粉症と形容します。しかし、欧米においては今なお、hay feber、枯草熱と呼ばれることが多いです。その起源は、イギリスにあります。当時、イギリスのBostockが現在の花粉症に当たるこの病気を最初に記載した際、牧草である「枯れ草」と接触したことで発病したと考えられていたため、枯草熱と名付けられたのでした。近年では、複数の花粉に反応する人が多くなっており、ほぼ一年を通して、花粉症の諸症状である、くしゃみや鼻水、鼻づまりに目のかゆみなど、いわゆる異物感に苦しめられる傾向にあります。

花粉症とは

花粉症は、季節性アレルギー性鼻炎という別名でも呼ばれることがあります。これはアレルゲンが一年中ある為に、症状も一年を通してある「通年性アレルギー性鼻炎」とは異なり、原因となるアレルゲン、つまりはその花粉が飛ぶ季節にのみ発症します。主な花粉症を引き起こすアレルゲンと言えば、スギ・ヒノキ・ブタクサ・シラカンバ・オオアワガエリ・カモガヤ、などです。これらを含めた約60種類の植物が花粉症を引き起こすアレルゲンとして、日本国内では報告されています。先に通年性アレルギー性鼻炎を紹介しましたが、これを花粉症と同時に併発する人が近年増えています。その場合は、花粉症の季節を含め一年中、鼻炎の諸症状に苦しむことになります。

花粉症の原因

花粉症の原因としては、前述したようにスギやヒノキなどの花粉が挙げられます。来られによって起こるアレルギー性の病気なのです。では、体内ではどのような事が起こっているのでしょうか。まず、花粉が目または鼻から侵入してきます。次に、リンパ球がその花粉を侵入者として認識し、それに対して「IgE抗体」と呼ばれるモノをつくります。IgE抗体は、鼻や目の粘膜にある肥満細胞にくっつきます。その状態で再び花粉が体内に侵入してくると、肥満細胞がその花粉を追い出そうと化学物質を分泌し、それがくしゃみや鼻水などの原因になっているのです。煩わしい、花粉症の止まらない鼻水やくしゃみは全て、体内から花粉を追い出そうとして起こるものなのです。

まとめ

花粉症の原因となるアレルゲンや、症状が発生するメカニズムに関して、少しでも理解を深めて頂けたでしょうか。おさらいになりますが、花粉症はアレルゲンが飛び交う季節に応じて発症する季節性アレルギー性鼻炎です。そのアレルゲンの代表例がスギであったり、ヒノキです。それらの花粉が目や鼻から体内に侵入してしまった時に、それらを追い出そうと、起こるのがいわゆる鼻炎の症状なのです。くしゃみによって吹き飛ばそうとしたり、鼻水や涙によって洗い流そうとしている、という訳ですね。


Posted by 港区 田町の内科・泌尿器科|内科ならたまち徳栄ビルクリニック(東京都港区) at 09:58 / スタッフブログ

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